レンタルサーバーでどれを選べばいいのか分からずに迷っている方はいないでしょうか。
この記事では、レンタルサーバーのおすすめのランキングTOP10を紹介し、サービスを比較する際に注目すべき指標や、目的や用途に合った選び方について解説します。
各社のレンタルサーバーのどこに違いがあるのか、どのポイントを重視すべきなのかがひと目で分かる内容となっているので、レンタルサーバーの利用を検討している方は、ぜひご活用ください。
レンタルサーバーでどれを選べばいいのか分からずに迷っている方はいないでしょうか。
この記事では、レンタルサーバーのおすすめのランキングTOP10を紹介し、サービスを比較する際に注目すべき指標や、目的や用途に合った選び方について解説します。
各社のレンタルサーバーのどこに違いがあるのか、どのポイントを重視すべきなのかがひと目で分かる内容となっているので、レンタルサーバーの利用を検討している方は、ぜひご活用ください。
レンタルサーバー各社を徹底比較しランキング形式でご紹介します。
なおランキングは、複数のサイトや口コミをもとにして運営者が独自に順位付けをしました。(2023年03月07日更新)
おすすめ度
総合評価点
96点
価格
4
サポート
4
容量
5
機能
5
使いやすさ
5
価格と性能のバランスに優れた、コストパフォーマンスに優れたサービスです。
自動バックアップ、アクセス解析、ファイルマネージャーなどの機能を完備、ストレージ容量は400GBと他社の同クラスを大きく凌ぐ点にも注目です。
「お名前.com」が提供する安価な独自ドメインと連携できるのも魅力で、レンタルサーバー+独自ドメイン+WordPressというブログにおける鉄板の組み合わせを簡単に構築できます。
電話サポートの品質が高いことにも定評があり、サーバーの運用に不安を抱える初心者のユーザーでも安心して使いこなせるでしょう。
全ての項目において高い評価を得る完成度の高さで1位を獲得しました。
機能面に穴がなく、価格と性能を比較したコストパフォーマンスも良好、設定画面の使いやすさも十分で、独自ドメインとの連携、サポート体制に関しても不備は見当たりません。
これからレンタルサーバーを始める初心者の方にも、既にサーバーを何台も運用している中級者以上の方にも、幅広くおすすめできるサービスです。
おすすめ度
総合評価点
91点
価格
4
サポート
5
容量
4
機能
4
使いやすさ
3
法人向けのハイエンドな専用サーバーを提供している事業者だけあって、レンタルサーバーでもエンジニア水準のニーズに応える硬派なサービスです。
スペック面での不備はなく、レンタルサーバーに求められる諸機能は全て完備、サポートもフォーム・チャット、電話と対応に隙がありません。
唯一、管理画面のアクセシビリティにはやや難があり、多くの機能が羅列されたコントロールパネルは初心者の方にはハードルの高さを感じさせるかもしれません。
レンタルサーバーの性能をフル活用したい中級者以上向けのサービスです。
容量・機能のいずれもが高いレベルで提供されており、レンタルサーバーで本格的なサイト運営を行いたい人に最適です。
その設定項目の多さゆえにコントロールパネルが難解で、初心者には馴染みにくいかもしれませんが、サーバーを熟知している人にとっては、使い込み甲斐のあるサービスでしょう。
おすすめ度
総合評価点
89点
価格
3
サポート
4
容量
4
機能
4
使いやすさ
4
性能面においてXserverと双璧なのがConoHa WINGです。
ストレージ容量は300GBとこのクラスでは充分なサイズを確保、自動バックアップ、ファイルマネージャー、アクセス解析、リソースモニターと重要な機能を完備しています。
コントロールパネルは用途ごとにサイト管理とメール管理で分割されているため、操作する上で混乱しにくいのもポイントです。
月額料金はやや高めですが、最低契約期間がなく、初月から月単位で更新できるので、期間限定のイレギュラーな運用にも向いています。
中上級者向けレンタルサーバーとして、Xserverと並んで高い評価を得ているサービスです。
性能面では数あるレンタルサーバーの中でもトップクラスで、月額料金は微妙に高めですが、それに値する充分なパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
管理画面のインターフェースが洗練されているのも特徴で、コントロールパネルの使いやすさにも定評があります。
おすすめ度
総合評価点
91点
価格
5
サポート
4
容量
4
機能
3
使いやすさ
3
まず目を引くのは月額料金の安さで、スタンダードプランで500円を切る価格設定は、アドバンテージと言えます。
またWordPress以外のCMSとして、ホームページ構築で汎用性の高い「concrete5」(2021年にConcrete CMSへと名称を変更)、ECサイトの定番「EC-CUBE」に対応しているのもポイントです。
コントロールパネルなどのインタフェースはやや古さを感じさせますが、サーバーとして必要な機能を過不足なく備えた、安定感に優れたサービスです。
料金の安さにばかり目が行きがちですが、サーバーとしての完成度の高さも折り紙付きで、日本のインターネットの黎明期からサーバー事業を展開している老舗だけあって、機能の品質には確かなものがあります。
ただし、独自ドメインと連携する場合、さくらのドメイン取得サービスはかなり割高となるので、他社のドメイン取得サービスを利用するのがおすすめです。
おすすめ度
総合評価点
85点
価格
4
サポート
5
容量
4
機能
3
使いやすさ
3
性能・価格の両面において高い水準を誇るレンタルサーバーです。
WordPress以外にもホームページ構築ソフトJoomla!の自動インストールに対応、また公式サポートはフォーム、チャット、電話のほかLINEアカウントも利用できます。
料金プランのうち標準的なスタンダードプランに該当するのはBOX2ですが、ひとつ上のBOX3(ストレージ容量400GB・8コアCPU・12GBメモリ)は12ヶ月契約で月額979円となっており、こちらも非常にコストパフォーマンスに優れたプランです。
2018年設立の新参ながら、上位陣に迫る品質のサービスを提供する注目株です。
海外で人気のCMS・Joomla!の自動インストールに対応した珍しいレンタルサーバーで、LINEアカウントによるサポートも他社にはないユニークな取り組みです。
BOX1からBOX8まで、ユーザーのニーズに合わせて細分化された料金プランもポイントで、今後の展開次第でランキング上位入りもありえるでしょう。
おすすめ度
総合評価点
75点
価格
3
サポート
4
容量
4
機能
2
使いやすさ
4
ライトユーザーをターゲットにしたサービスです。
リーズナブルな価格で必要十分なストレージ容量を提供、CMSはWordPress以外にもbaserCMS、EC-CUBEの自動インストールに対応しています。
その一方でファイルマネージャー・リソースモニターが搭載されておらず、自動バックアップ機能も有料(月額330円)となっています。
レンタルサーバーの中でも初心者向けに特化したサービスで、良くも悪くも分かりやすさを重視しているのが特徴です。
コントロールパネルが独立しておらず、サーバーとアカウントの設定は同じメニューの中に混在しています。
また、ファイルマネージャー・リソースモニターは中上級者向けの機能と判断されたのか、最初から搭載されていません。
設定項目が少なく管理画面がシンプルなのはメリットですが、サーバーをより深く使いこなしたい中級者以上のユーザーは不満を感じるかもしれません。
おすすめ度
総合評価点
71点
価格
4
サポート
4
容量
4
機能
3
使いやすさ
3
レンタルサーバーの中では中堅に位置するサービスで、コスト面では上位陣と変わらない価格を実現しています。
ただしストレージ容量が100GBと、このクラスのサーバーとしてはかなり少なく、ファイルマネージャーにも対応していません。
また、快適に利用できる転送量として1日160GBという基準が設けられているのも気になるところです。
ストレージ容量の少なさは、大規模なウェブメディアやファイルサーバーとしての用途には致命的です。
また、快適に利用できる1日の転送量の上限を明記しているのもマイナス要素となります。
小規模なメディアの運用に限定するなら、これらの欠点は無視して構いませんが、メディアの長期的な成長を前提に使うつもりなら不安は残るでしょう。
おすすめ度
総合評価点
66点
価格
2
サポート
2
容量
4
機能
3
使いやすさ
3
最大の特徴はサーバーに導入されている「Softaculous Apps Installer」です。
これは各種CMSを含めたサーバーソフトの管理ツールで、Joomla!、Drupal、Xoopsといった海外製のCMSをボタンひとつでサーバーにインストールできます。
一方、料金は12ヶ月契約で月額1320円と、他社のサービスと比較してもかなり高く、また公式のサポートはお問い合わせフォームを通じた連絡のみとなっています。
サーバーに詳しいマニア向けのレンタルサーバーです。
様々なCMSを試してみたいユーザーにとって、海外製CMSを簡単かつ確実にインストールできるSoftaculous Apps Installerの存在は非常に魅力的でしょう。
とはいえ他社を大きく凌ぐ月額料金の高さは気になるところで、一般的な用途でレンタルサーバーを探しているなら、優先順位は低くなるでしょう。
おすすめ度
総合評価点
61点
価格
5
サポート
2
容量
2
機能
3
使いやすさ
3
12ヶ月契約での月額料金は550円と、さくらのレンタルサーバーに次ぐ安さを実現。
その一方で、他社のスタンダードプランと比べてストレージ容量がやや少なく(200GB)、自動バックアップに対応していません。
ファイルマネージャーは非対応で、公式サポートもお問い合わせフォームを通した連絡のみとなっています。
月額料金の安さは魅力的ですが、自動バックアップ、ファイルサーバー、アクセス解析といった標準的な機能を搭載しておらず、性能面で他社のサービスに大きく見劣りします。
価格を重視するユーザーにとっては、こういった性能面の瑕疵がない上に、月額料金もさらに安価なさくらのレンタルサーバーの方に優位性があるのは明らかでしょう。
おすすめ度
総合評価点
59点
価格
2
サポート
4
容量
5
機能
2
使いやすさ
2
500GBのストレージ容量は目を引きますが、それ以外に特筆すべき部分はありません。
月額料金が他社と比べるとかなり割高で、12ヶ月契約で毎月1925円、最低契約期間の3ヶ月契約だと月2530円となります。
自動バックアップサービスも有料で、月額770円のオプションを追加することで、任意のタイミングで7世代前までのデータの保存が可能となります。
レンタルサーバーとして必要な機能は一通り揃っていますが、月額料金が非常に高額なのと、自動バックアップ機能が有料であることが評価を下げて、今回紹介した企業の中では最下位となっています。
機能的に大きな不備はありませんが、価格面でのマイナスが極めて大きく、他のサービスと比較したときに、あえて選ぶメリットを見つけるのは難しいでしょう。
レンタルサーバーを比較する際には、いくつかの指標に注目することによって、サービスの特徴を正確に把握できます。
どれも同じように見えるレンタルサーバーですが、細部に目を向けると多くの違いがあり、同価格帯のサービスであっても、使い勝手に大きな差があることが分かります。
ここではレンタルサーバーを選ぶ際に参照すべき9つの指標について見ていきましょう。
レンタルサーバーを比較する基準として第一に挙げられるのが月額料金です。
レンタルサーバーではプランごとに月額料金が設定されていて、高いパフォーマンスを提供するサーバーのプランほど料金も高額になります。
本記事では、レンタルサーバー各社のプランの中でもっとも標準的なスタンダードプラン、もしくはそれに相当するプランを比べることで、性能を比較しています。
レンタルサーバーには、試用期間と最低契約期間が設けられています。
試用期間はレンタルサーバーを本契約する前の猶予期間で、サーバーの利用開始後であっても、この期間内であれば契約をキャンセルできます。
最低契約期間は、レンタルサーバーを必ず使い続けなければならない期間で、最低契約期間が3ヶ月に設定されている場合、本契約から3ヶ月を過ぎないと解約ができません。
テスト運用が必要だったり、短期間での乗り換えを考えていたりする場合は確認しておきましょう。
レンタルサーバーの処理性能は、ウェブサイトやサービスのアクセスの快適さや負荷への耐性に影響するため、気になっている方も多いでしょう。
一部のレンタルサーバーは、アカウントに割り当てるCPUのコア数やメモリ容量を公開しており、それをヒントに性能を推し量ることが可能です。 しかし、具体的な処理性能の数値に関してはどの事業者も基本的に公開していないため、性能を比較することは困難です。
また共有サーバーの場合、同じサーバーに同居する他ユーザーの使い方次第でサーバー全体のパフォーマンスが変わるため、処理性能の違いがそのままユーザーの体感差として現れるとは限らない点も覚えておきましょう。
レンタルサーバーは設定項目の数が多く、それらを変更する機会も多いため、設定画面の使いやすさについても見ておきたいところです。
特に、サーバーのコントロールパネルが用意されているかどうか、またコントロールパネルの内容が分かりやすく整理されているかは重要です。
中には、レンタルサーバーの設定と、決済の設定、ドメインの設定がひとつの画面に詰め込まれていて、必要な項目を見つけるのに一苦労というサービスもあるので、設定画面の中で迷子にならないか確認しておきましょう。
公式のサポート体制もあらかじめ確認しておきたい要素のひとつです。
レンタルサーバーにはサーバーの管理者権限がないため、ユーザーがサーバーの全ての状況を把握するのが難しく、トラブル解決のためにサポートの助力が必要になる場面は少なくありません。
サポートの基本はメール、お問い合わせフォーム、チャットですが、これらはやりとりに時間がかかることがあるため、電話による音声通話でのサポートに対応している方が望ましいでしょう。
レンタルサーバーでもっとも怖いのはデータの消滅ですが、その対策として自動バックアップ機能を標準で備えるサーバーが増えています。
これはサーバー内のファイルやデータベースを、一定期間ごとに自動保存する機能で、何らかのトラブルでデータが消えても、バックアップから元の状態に復元できます。
自動バックアップ機能の料金や、バックアップが実行される頻度、バックアップを何世代前まで遡れるかについても確認しておきましょう。
ファイルマネージャーは、レンタルサーバーにファイルを転送する機能で、ブラウザにファイルをドラック&ドロップすることでアップロードが可能です。
ファイルマネージャーを搭載していないレンタルサーバーでは、ファイルの転送にFTPソフトを利用しなければならず、クライアントソフトの導入や事前の設定が必要になります。
サーバーへのファイル転送が頻繁に発生する用途では、ファイルマネージャーに対応しているか必ず確認しておきましょう。
オリジナルのURLやメールアドレスを利用したい場合は、レンタルサーバーに独自ドメインを登録します。
独自ドメインの登録にはDNS(ドメインネームシステム)の設定が必要ですが、仕組みがやや複雑なため、初心者の方にとっては難易度の高い作業となるでしょう。
レンタルサーバーの中には、特定の独自ドメイン取得サービスと連携して、DNSの設定を自動的に行ってくれるものがあるので、DNSの設定に不安がある方にはおすすめです。
レンタルサーバーの中には、ウェブコンテンツの生成・管理システムであるCMS(コンテンツマネジメントシステム)の自動インストール機能に対応したものがあります。
CMSの代表はブログ構築ソフトのWordPressで、現在ではレンタルサーバーのほぼ全てがWordPressの自動インストールに対応しています。
その他にも、baserCMSやconcrete5、Joomla!(いずれもホームページ構築)やEC-CUBE(ECサイト構築)といったCMSがあり、これらの自動インストールに対応しているサービスもあります。
ユーザー独力でのCMSのインストールは難易度が高く、レンタルサーバーによっては仕様上、不可能なこともあるので、利用したいCMSがある場合は、自動インストールに対応したサービスを選択しましょう。
レンタルサーバーは専門的なスキルが求められず、初心者でも手軽に始められるのが魅力です。
とはいえ、サーバーに関する基礎的な知識があると、サービスの選択やスムーズな運用に役立ちます。
ここではレンタルサーバーを選ぶ際に知っておきたいサーバーの種類と、目的に合ったレンタルサーバーの選び方について解説します。
サーバーにはいくつか種類があり、レンタルサーバーを選ぶ際には、他のサーバーとの違いを正確に知っておくことが望ましいです。
サーバーの基本的な種類として、まずは次の4つを抑えておきましょう。
一台のサーバーを複数のユーザーで共有する方式です。
この記事で紹介したレンタルサーバーは全て共有サーバーとなります。
マシンを複数人で分割するため低価格で利用できるのがメリットですが、その分、処理性能も分散され、負荷が大きいユーザーがいると全体のパフォーマンスが低下する傾向があります。
サーバーの設定はコントロールパネルから行う方式で、ユーザーに高度な権限は与えられませんが、その分、初心者でも利用しやすい環境となります。
一台のマシンを丸ごと借り受け、ユーザーが単独でサーバーを運用する方式です。
サーバーを個人が完全に独占するため想定通りの性能を期待できるのが利点で、管理者権限が付与されることから自由度も高く、ミドルウェアやCMSの導入も可能です。
その分、維持費用はかなり高く、月額料金が数十万円に及ぶことも珍しくありません。
VPS(バーチャルプライベートサーバー)は、ユーザーに管理者権限を仮想的に付与するサーバーです。
共用サーバーと同様に一台のサーバーを複数人で共有する仕組みですが、それぞれのユーザーに仮想のroot権限が与えられ、単独のサーバーを管理するのと同じ環境が擬似的に提供されるのが特徴です。
コマンドプロンプトでOSを操作する技術が必要になりますが、Unix系OS向けのミドルウェアやCMSを導入した、本格的なサーバー管理が行えます。
仮想的なサーバーの機能を組み合わせて運用するサーバーで、AWS(Amazon Web Service)やGCP(Google Compute Engine)などが該当します。
【クラウドサーバーのイメージ画像】
サーバーの構成要素であるストレージ、データベース、バックアップなどの機能が仮想化されたサービスとして提供され、それらを組み合わせることで用途や目的に合ったサーバーを構築できます。
多くは従量課金制で、発生した転送量や処理量に応じて料金が発生するのも特徴です。
レンタルサーバーを選ぶ際は、目的を明確にした上で、それに合ったサービスを選択するのがベストです。
レンタルサーバーの代表的な用途と、それに合った選び方は次の通りです。
レンタルサーバーの用途でもっとも多いのは、WordPressの利用でしょう。
WordPressは世界で最も普及しているオープンソースのブログ構築ソフトで、利用にはインストール先のサーバーをユーザーが確保する必要があります。
今回紹介したレンタルサーバーは全て、標準でWordPressの自動インストール機能を備えているため、簡単にWordPressの導入を行なえます。
あとは月額料金やストレージ容量、独自ドメインの設定のしやすさなどを考慮しつつサービスを選択するとよいでしょう。
レンタルサーバーにメールサーバーを構築すれば、独自のメールアドレスを運用できます。
今回紹介したレンタルサーバーは全てメールサーバーに標準対応しています。
メールサーバーには独自ドメインの設定が必須なので、使いやすい独自ドメイン取得サービスと連携したレンタルサーバーを選ぶのがおすすめです。
大量のメールを扱う場合は、ストレージ容量が大きなサービスを選び、万が一データが失われたときのための自動バックアップ機能の備えも忘れないようにしましょう。
ホームページの開設にもレンタルサーバーは利用できます。
レンタルサーバーにはHTMLで作成したホームページを設置できますし、WordPress、Joomla!、baserCMS、Concrete5などのCMSを利用したホームページ構築も可能です。
レンタルサーバーによっては、これらのCMSの手動インストールに対応していないことがありますが、自動インストール機能があれば確実に導入可能です。
CMSを利用しない場合は、HTMLや画像ファイルを直接サーバーにアップロードする必要があるので、ファイルマネージャーに対応したレンタルサーバーを選ぶといいでしょう。
レンタルサーバーはファイルサーバーとして使うこともできます。
使用頻度の多いファイルや複数人で共有したいファイルをオンラインのサーバーに置いておけば、さまざまな環境からダウンロードできて便利です。
ファイルサーバーで重要なのはストレージ容量で、特に動画や画像といった容量の大きなファイルを共有する場合には、大容量であることが第一の条件となります。
さらにレンタルサーバーがファイルマネージャーに対応していれば、FTPソフトの用意がない環境でもファイル転送を行えるメリットがあります。
今回は、レンタルサーバーのおすすめランキングと、各社のサービスの内容を紹介しました。
現在のレンタルサーバーは、WordPressの自動インストールやメールサーバーの構築といった基本的な機能に関して、サービス間の違いはほとんどありません。
しかし、自動バックアップ、アクセス解析、ファイルサーバーといった細部の機能には明らかな差があり、これらは実際の運用やトラブル対応時に大きな違いとなって現れます。
今回紹介した情報を、目的に合ったレンタルサーバー選びにぜひ役立ててください。